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「15世紀海外で活躍した小倉鋳物師」をテーマに  
  ~ ロマンを感じる講演 ~


 平成26年7月10日(木)ホテルクラウンパレス小倉において九州ミロク会計人会北九州地区会定期総会が開催されました。定期総会後は「15世紀海外で活躍した小倉鋳物師」と題し北九州市立自然史・歴史博物館松井氏の講演でした。
 鋳物師とは鉄、銅の鋳造を職能とする職人で、室町時代北九州小倉にもその集団が確認されていて、その小倉鋳物師が仏教法具としての釣鐘、梵鐘を鋳造しているのですが、その釣り手部分に特徴があり、他の産地のものと一目で区別がつくそうです。
 松井氏は最近沖縄県で保存されている梵鐘を調査する機会があり、小倉鋳物師が鋳造する梵鐘の釣り手部分と似ていることやその鋳造時期が1456年から数年間で、室町時代に北九州と沖縄がどう関係したのかを聴くことができ、歴史好きの私には非常にロマンを感じる講演となりました。
 講演後は定期総会に来賓でお越しくださいました方々との懇談会となりました、年に一回ですがその時にお会いできる方々との食事、談笑は大いに盛り上がり今年度も定期総会は滞りなく終了致しました。


[ 北九州地区会 佐藤亮治税理士事務所 向井智彦 ]

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