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「相続税の申告書の書き方と誤りやすい事例紹介」をテーマに  
  ~ 関心高く参加者が熱心に質問 ~


 北九州地区会では、平成29年4月10日(月)新小倉ビルにおいて、税理士でMJS税経システム研究所客員研究員の中島孝一氏を講師にお迎えし、「相続税の申告書の書き方と誤りやすい事例紹介」をテーマに研修会を開催いたしました。
 講師が取り上げた主要な論点は、①小規模宅地等の特例の誤りやすい事例紹介、②名義預金・名義株の判断基準、③教育資金の一括贈与と結婚・子育て資金の一括贈与の相違、④配偶者の税額軽減・未成年者控除・障害者控除・相次相続控除額の計算書を作成する際の注意点等でした。それぞれの論点を、税理士賠償事例や裁決、税務調査の際の担当官の指摘等具体的な例を交えながら講義していただきました。
 休憩時間や講義終了後には、多くの参加者が講師に熱心に質問をされていたのが特に印象的で、今回の研修会に対する関心の高さをうかがうことができました。
 平成27年の基礎控除の見直しに伴い、相続税の課税割合(全死亡者数に占める課税された被相続人の割合)は全国平均で約2倍になったようです。私達税理士の活躍の場も広がるなかで、今後の実務に直結する大変有意義な研修会でした。


[ 北九州地区会 則松 佳孝 ]

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