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研修事業のコンセプトを再確認  
  ~ 職員の要求に応えて好結果 ~


 本年度、福岡地区会の研修事業について、簡単に、中間報告を行います。
  福岡地区会の役員、特に総務委員の方々とともに、ミロク会計人会の会員にとっていかに有益な事業を行うかという視点に立って改めて検討しました結果、研修事業に関し、次の基本方針を決定しました。
1、研修の対象者を会計事務所の職員とすること。
2、将来的に安定的かつ定型的な研修プログラムを確立すること。
  1、については、私共会員を対象とする研修機会は多くありますが、職員向けは少なく、個々の事務所で行っているか、あるいは職員任せが実情ではないかと思います。会員にとりまして職員の資質が向上することは何よりのことではないかと考えます。
  2、については、模索の段階ですが、初級、中級、上級とレベルに応じ、それぞれ定型的なカリキュラムを設定し、何よりも、継続的かつ反復的に行う研修プログラムを提供できればと考えています。
 さて、この基本方針に基き、差し当たり、現在の福岡地区会でできる範囲でのスタートとなりました。回数は、例年2~3回であったものを6回とし、会費は、会員事務所2,000円/名 非会員事務所6,000円/名とし、そして、全6回の日程、テーマを事前に会員にお知らせしました。本日現在、3回の研修会が終了しましたが、日程、テーマ、受講者数等は次のとおりです。
●第1回/6月26日(月)13:30~16:30
  受講者数 130名
「大きく変った平成18年度改正『役員給与』の実務対応」
●第2回/7月6日(木)13:30~16:30
  受講者数 109名

「新会社法と新しい財務諸表」
●第3回/8月10日(木)13:00~16:00
  受講者数 68名
「新会社法における会社経営」
 いずれの回も多数の受講者となり、アンケートの結果概ね好評を得ることができました。なかでもこの3回の研修会で、近時、会員数が漸減傾向であったところ、新規の入会者が12名あったことは、予想を超えた成果でした。ただ、このような成果がでた要因としては、第1回から第3回までのテーマが、時宜を得た、実務上重要な課題であったことが幸いしたと考えられます。本年度あと3回残しており、なお一層、会員に受け入れられる研修会にしていきたいと思います。
  最後になりましたが、こういう事業が行えますのも、ミロク会計人会の事務局スタッフの力添え、そして税経システム研究所の協力があったればこそと感謝する次第です。


[ 福岡地区会 会長 吉田 茂樹 ]

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