平成25年6月25日（火）午後1時30分から九州北部税理士会館において、税理士の岩下忠吾氏をお迎えし、「改正された相続税のポイントと今後の実務対応」のテーマで研修会が開催されました。100名の定員に対し150余名の参加があり、関心の高さがうかがえました。
　最初に相続税の改正内容について、国外居住の相続人等に対する相続税（贈与税）の課税、相続税の基礎控除・税率構造、小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例、未成年者控除及び障害者控除の解説が行われました。
　次に贈与税の改正内容について、暦年課税の対象となる贈与財産に係る贈与税の税率の見直し、相続時精算課税制度の適用要件の見直し、教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置、事業承継税制の見直し等の説明がありました。
　最後に今後の基本的対応について、相続税対策の事前準備、生前贈与分岐点の確認と財産別推定相続税負担額の計算、譲渡と贈与の選択の判断基準を独自の計算書等を使っての解説でした。
　今回は職員も参加していたこともあり、詳細にわかりやすい説明で、盛り沢山の内容でしたが、あっという間の3時間でした。

　平成25年７月18日（木）午後４時より福岡地区会定期総会が西鉄グランドホテルにおいて開催されました。
　総会は東総務委員長の司会により始まり、来賓の紹介が行われ、笹田副会長の開会の辞、武部会長の挨拶の後、議長選出に入り大松会員が選ばれました。議事録署名人には大坪会員と鉄川会員が指名され、議案の審議に入りました。
　議案１．平成24年度事業報告及び承認について
　議案２．平成24年度決算報告及び承認について
　東総務委員長及び木下総務委員より事業報告及び決算報告について説明があり、新郷監事より監査報告がなされました。審議の結果、承認されました。
　議案３．平成25年度事業計画及び予算案承認　　　　　について
　東総務委員長及び木下総務委員よりそれぞれ説明があり、審議の結果、承認可決されました。
　以上で議案審議が終了しました。続いて来賓の櫻井統括部長より祝辞が述べられ、外園副会長の閉会の辞により総会は無事終了しました。
　総会終了後に懇親会が行われ、MJSの新入社員も加わり、美味しい料理とワインをいただきました。