福岡地区会では、平成29年４月11日（火）福岡市のエルガーラホールにおいて税理士でMJS税経システム研究所の中島孝一氏を講師にお迎えし、「平成29年度税制改正の概要解説」をテーマに研修会を開催いたしました。
　今回のセミナーは、講師が立法趣旨や改正背景を丁寧に解説して下さいましたので、自分で学習するよりもはるかに理解が深まりました。
　まずは従来からの流れである経済成長を目的とした税制の改正内容を説明頂き、それ以外に実務的に影響がでてきそうな、スピンオフやスクイーズアウトなどの組織再編税制の見直しや、仮想通貨に掛る消費税課税関係の見直しなどの解説も頂きました。
　これらの中で特に、所得拡大促進税制の見直しや、設備投資促進税制の拡充については、関与先に的確に提案をしていけるか思案しながら聴講していました。また来年（平成30年）以降に適用開始することになった「広大地評価の適正化」も確認できましたし、要望が挙がったけど今年度の改正は見送られた「上場株式財産評価の引き下げ」や「相続税の遺言控除」の再確認もできました。
　前日には同じく中島氏が講師をされた北九州地区会のセミナー「相続税の申告書の書き方と誤りやすい事例紹介」も受講させて頂き、今更ながら中島氏の豊富な知識に驚きました。
　これからも多くのセミナーに参加して、各テーマの理解を深めていきたいと思います。

　平成29年1月23日（月）18時30分から、博多区上川端町商店街にある中洲鷹勝にて福岡地区会の新年会が開催されました。
　福岡地区会が独自で新年会を開催するのは、今回が初めての試みという事でした。参加人数は、会員が21名、MJS職員12名の合計33名でした。
　笹田福岡地区会会長の挨拶で始まった新年会ですが、会員相互間、会員とMJS職員間で大いに交流をはかる事ができました。料理の方も大変豪華でアラの料理を堪能、また全国の銘酒もいただき大満足でした。
　締めの挨拶の後、そのまま二次会となり16名（うち新規参加者2名）が残りました。
　会員相互間の結び付きを深めるとともに、情報交換を行うこともでき、有意義な新年のスタートとなりました。
　このように、会員、MJS職員が胸襟を開いて話ができる機会が増える事は良い事だと思いますので、来年以降も継続して開催していただける事を期待します。