平成26年11月10日（月）に佐賀市の佐賀商工ビルにおいて、講師に税理士でMJS税経システム研究所客員研究員の武田秀和氏をお迎えし、「財産評価の基本」のテーマで研修会が開催されました。
　私事ではありますが国税OBで主に法人課税、査察事務に携わり資産課税については縁が薄く、まして財産評価についての実務経験はありません。
佐賀県は農地が多く、地価もそう高くなく、路線価の対象となる土地は少ないかもしれませんが、武雄市や嬉野市は新幹線開通計画で駅周辺の開発により土地売買のほか地価の高騰が見込まれ、平成27年１月からは相続税の基礎控除引き下げで申告対象者が増加し、将来的には自分にも資産課税に係る申告依頼があるのではないかと思い参加させていただきました。
　今回の研修では、土地の評価を中心に路線価での一般的評価、奥行価格補正、各種路線影響加算、間口狭小宅地等の評価方法を、具体的な計算方法、注意点などを分かり易く詳細に解説していただき、参加された会員の方々も熱心に耳を傾けられていました。
　あっという間の３時間でしたが私自身も大変勉強になり、今回の研修が役立てられることを願っております。