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調査官情報による法人税・消費税の調査事例  
  ~ 調査官情報の重要判例を主として ~


 平成22年8月6日(金)長崎商工会議所において、税理士の藤井茂男MJS税経システム研究所客員研究員を講師にお招きして、「調査官情報による法人税・消費税の調査事例~調査官情報の重要判例を主として~」というテーマで研修会を行いました。
 実際の調査事例について、(1)課税庁のポイント、(2)事件の概要、(3)争点、(4)裁判所の判断等がどのようなものであったかを具体的にわかりやすく、ユーモアも交えながら解説していただきました。
 自らが調査に立ち会う税理士になったつもりで、調査官の主張、納税者の主張、裁判所の判断について、自らの意見と照らしながら、講義を聞いた方も多かったのではないかと思います。
 具体的には、売上高の収益認識基準、債務確定の認識基準、損害賠償金の収益認識基準、少額減価償却資産の判断、過大役員報酬の認定と適正報酬額、出向者給与に支払われた役員報酬、貸倒損失における債務超過の判断、交際費等の課税要件と寄付金課税、重加算税の賦課要件、消費税の税額控除などについて、取り上げていただきました。
 今後の日々の実務に非常に役にたつ研修会であったと思います。


[ 長崎地区会 野崎 地平 ]

第22回定期総会開催  
  ~ 長崎地区会の平成22年度方針決まる ~


 平成22年6月18日(金)長崎IKホテルにて、九州ミロク会計人会長崎地区会の第22回定期総会が開催されました。
 総会は38会員のうち出席が16名、委任状20名で、波多野 寛会長の挨拶に続き、古賀昭男会員を議長に進行し、平成21年度の事業報告及び決算報告、平成22年度事業計画及び予算案の承認がなされました。そして、最後に役員改選が行われ、雪澤知之新会長のもと、新しい役員・委員長が選出されました。
 平成22年度の事業計画は、年8回の認定研修や、システム改善要望の提案、会員及び職員の親睦会(第35回全国統一研修会への参加や日帰りバスツアー、ボウリング大会)の開催など、昨年にも増して充実した内容になっています。
 総会終了後は、大同生命保険㈱、日本政策金融公庫、㈱ミロク情報サービスの来賓の方々を招いての懇親会へと続き、大変盛り上がった定期総会、懇親会となりました。


[ 長崎地区会 竹内 眞理子 ]

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