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税理士武田秀和氏を迎え研修会開催  
  ~ 中小企業のための相続と事業承継税制 ~


 長崎地区会では、平成24年9月12日(水)長崎商工会議所にて「中小企業者のための相続と事業承継税制」と題して、税理士でMJS税経システム研究所客員研究員の武田秀和氏を講師にお迎えして、研修会を開催しました。
 当日は約30名の受講者が参加し、熱心に受講しました。
 講義内容は、まず税務面から見た事業承継として、①後継者の確保、②継ぐべき財産の把握、③贈与・譲渡の活用、④相続税対策がポイントとなる旨のご説明がありました。
 その後、具体的な相続税対策として、①贈与と贈与税の活用、②総財産の把握と納税資金の手当て、③財産の所在の確認と財産構成の見直し、④相続税法の特例の活用などが重要であるとのお話しがありました。
 次に名義株について、その問題点、チェックの方法のお話がありました。
 その他、贈与税のポイント、相続時精算課税制度のメリット・デメリット、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律、遺留分に関する民法の特例、事業承継税制、非上場株式についての贈与税・相続税の納税猶予制度、相続税・贈与税等の改正の動向について、基礎的な部分から実務に役立つ具体的な事項まで多岐にわたりお話しいただきました。
 今回の研修は相続税法の改正を見据えて相続・贈与の重要性がクローズアップされるなか、とても充実した研修会になりました。


[ 長崎地区会 野崎 地平 ]

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