ミロク会計人会恒例の秋の研修日帰りバス旅行が平成20年10月18日（土）、「筑前の小京都秋月城跡」を目的地として実施された。全参加者26名、午前８時、全員集合を確認して出発。準備されていたオヤツを食べながらガイドの説明を聞きつつ高速道路を筑前へと急ぎました。
　秋月は５万石の城下町として中世秋月氏の時代～近世黒田氏の時代～明治維新に連なる約800年に及ぶ武士の秋月支配は明治の廃藩置県により幕を閉じたとされています。特に熊本の神風連の乱が起きたころ秋月でも不満武士らを中心にした秋月党が決起したそうですが乃木希典らの小倉鎮台兵に敗れ、首謀者らは自刃し、熊本の神風連の結末と同じような末路をたどり、乱は鎮圧されたそうです。この地域は平成10年４月に、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
　昼食の時刻になり、予定された観光会館博多で山海の珍味の鍋料理をいただきながら兎に角ご馳走とその量の多いことに驚きつつ、食事の一時を楽しみました。売店では各人思い思いのお土産品を買い込み、特に「梅ヶ枝餅」に人気が集中していたようです。
　次は最後の見学所、「筑豊の炭鉱王」とうたわれた伊藤伝右衛門の旧邸です。一介の炭鉱員から身を起こし、鉱脈を掘り当て財をなした。初婚の妻と死別後、大正天皇のいとこで華族の白蓮と再婚した。戯曲出版絡みで知り合った若き東大生と駆け落ち。姦通罪がある時代に絶縁を新聞で公開し、話題になった。約7,500平方メートル、野球場並みの敷地に近代和風建築の意匠をこらした一部２階建ての家屋が建つ、部屋数は20を超え、延べ床面積は約1,000平方メートルにもなるといわれている。
　この大邸宅が飯塚市によって公開された当時は長い列ができ、入室に１時間以上かかった日もあったらしい。その中で一番人気は白蓮が暮らしていたとする2階の部屋だそうだ。６畳の間と10畳の間が連なる手摺付きの窓からは、遠くの借景としての筑豊の山々が望める。とにかく最高の材料と技術を駆使した造りであることは確かだ。最後に玄関前で記念撮影し、帰途に就いた。
　約２時間半はビンゴゲームを楽しみながらアットいう間に熊本市民会館前に到着し、全員無事に家路についた。

　恒例のミロク会計人会秋のゴルフコンペが、平成20年11月11日（火）、チサンカントリークラブ御船で開催されました。２・３日前までは冬を思わせるような冷え込みと雨で大変心配していましたが、日ごろの行いが良いのか当日は素晴らしいゴルフ日和となりました。したがってスコアに関してはもう言い訳ができないため、それぞれが後には引けない気合の入ったスタートでした。
　ゴルフで一番緊張するのが何と言っても一番スタートのティーショットでしょう。初心者にとっては、このショットでその日の命運（スコア）が決まってしまうと言っても過言でないかもしれません。上級者にとっては逆にこの緊張感がまた新鮮なのかもしれません。
　この日の私はといえば、緊張感は上級者のつもりでしたが、ショットは初級者でいやな予感のスタートでした。案の定２番ホールのショートホール（ニアピンホール）もダフリのためグリーンには遠く及ばずでした。またドラコンホールも力み過ぎなのか悪い癖の引っかけのショットばかりでした。
　力んではだめだとわかっていても、やはり力むのがゴルファーの最大の悩みなのでしょう？しかし、この日は運という力強い味方を引き寄せ、何とハンディもあってか優勝をゲットした次第です。ゴルフとは皮肉なもんです・・・だから面白いのかもしれません。でも次回以降のハンディが厳しいかも。
　最後になりましたが、本当に楽しいゴルフコンペを企画していただいた皆様、ありがとうございました。

優勝	椿喜久雄
準優勝	三輪次守
シニア優勝	河崎三雄
ベスグロ	河崎三雄

　熊本地区会では、平成20年12月３日（水）、熊本交通センターホテルにおいて研修会・総会・懇親会を開催しました。
　熊本地区会では総会時の研修開催は恒例となっていますが、今回の研修は、午後１時30分から講師に鹿児島市で開業されている森田純弘税理士をお迎えし、「法人所得を巡る資金繰り」というテーマで行われました。法人税法を駆使し、顧問先の無駄な税負担を抑えるという森田先生の実務経験を踏まえた貴重な研修内容でした。
　定期総会は４時から、来賓に株式会社ミロク情報サービスの執行役員・櫻井九州沖縄圏統括部長とミロク会計人会連合会の高橋事務局長をお迎えし、小屋敷会長の挨拶の後、事業報告及び決算報告、事業計画及び予算承認について審議されました。
　午後５時から懇親会となりましたが、来賓の高橋事務局長の乾杯で始まり、カラオケで大いに盛り上がりました。ミロク情報サービスの社員の皆さんも多数参加され親しく交流ができました。また、席上、本年11月に鹿児島で開催されます全国統一研修会には熊本会から多数の参加をしたいとの決意の声が参加会員から自主的にあがり、この点でも有意義な忘年会となりました。