6月25日（金）、大分地区会では、去る6月25日に南九州税理士会認定研修として、公認会計士・税理士の成田一正先生（MJS税理研究システム／税務システム研究会客員研究員）を招いて「自社株評価のポイントと改正点」についての研修会を実施しました。参加者は42事務所58名で、当初予定の40名を大きく上回る盛会でした。
　「自社株の評価」については、私たち税理士にとっては、永遠のテーマともいうべきもので、平成15年の財産評価基本通達の改正、種類株式、ストック・オプションの改正、さらには、商法の改正にも伴い、複雑、困難になってきています。
　今回の研修では、特に、取引相場のない株式の評価をする際の概要、検討項目、プロとしての留意点、さらに、平成15年改正の解説を具体的な例を交えて話を聞かせていただきました。身近な問題でもあり、参加者全員が熱心に聞き入り、終了後、会員から「是非もう一度、さらに具体的な内容に踏み込んだ研修をお願いしたい」という声もあり、大変好評でした。