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判例に基づいた具体的な解説  
  ~ 現場に役立つ実践研修 ~


 大分地区会では、平成18年1月13日(金)、アイネスにおいて本年最初の研修会が開催され、25事務所29名の参加がありました。講師は、中央大学教授でもあり税経システム研究所租税判例研究会の座長でもある大淵博義先生でした。
 テーマは「税法解釈・実質課税の原則の適用とその限界を探る」ということで、今まさに話題となっているいくつかの税務訴訟事件を取り上げ、税法の解釈適用における問題点を詳しく解説していただきました。また、実質課税の原則の適用については、こちらも訴訟事件の判例を挙げながら、法形式の置き替えの可能性等について1つずつ検討していくという、具体的な内容に踏み込んだ熱のこもった解説をしていただきました。
  われわれ税理士は、法律、とりわけ税法の専門家であるという誇りと使命を持って業務に当たらなければなりません。そのためにも、「具体的な生きた法」である判例理論の修得は不可欠です。そういう意味で今回の研修会は現場に役立つ大変有意義な研修会でした。


[ 大分地区会 泉 比呂志 ]

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