宮崎地区会では、平成19年11月７日（水）宮崎市の宮崎グリーンホテルにおいて「自己株式の取得・保有・処分と実務対応」というテーマで研修会を開催しました。
講師には公認会計士・税理士の成田一正氏（ＭＪＳ税経システム研究所客員研究員）をお招きしてご講義頂きました。成田氏のこのテーマでの研修会は、既に他の地区会において開催されており、その時は定員オーバーにより受講できない方も多数いたというように聞いておりましたが、宮崎地区会においても、遠方より出席される方も多数いるなど、このテーマに関する我々会計人の関心の高さをうかがわせました。自己株式の取得・保有・処分・償却については、原則自由に行うことができることになっていて、我々の関与先の大部分を占める非上場会社においても、分散した株式の買い集めや相続後の納税資金対策等に利用されてきているようですが、その取扱いについては、実務上難解な部分や注意すべき事項もあります。当日は、成田氏に法務・会計・税務の観点から懇切丁寧にご講義頂きました。参加者全員、３時間の研修時間、真剣な眼差しで受講していました。