宮崎地区会では、8月21日（水）、ニューウェルシティ宮崎において「医療機関の税務調査のポイントと対策　事例を中心に」というテーマで研修会を開催しました。講師には税理士でMJS税経システム研究所客員研究員の安部勝一氏をお招きしてご講義頂きました。
　今回のテーマは宮崎地区会で昨年度開催予定でしたが、諸事情により開催できなかった経緯があり、その時、多くの方から、来年は是非開催して欲しいという要望が寄せられてたようで、今年度、改めて開催される運びとなったのですが、私も医療機関を顧問先に持つ立場として非常に関心の高いテーマであり、真っ先に受講申込をいたしました。
　医療機関の税務調査は毎年増加傾向にあると聞いております。研修当日は、①税務調査に対する平素からの準備、②病院会計準則の勘定科目別、税務調査のポイントの解説③調査事例（判例検討）、④租税特別措置法第26条の考え方、⑤MS法人との取引等、講師が実務で経験されてきた事例を交えての講義内容で、非常に充実した3時間でした。受講者全員、昼食後で睡魔が襲ってくるであろう時間帯にもかかわらず、大変真剣な眼差しで受講しておりました。私自身も、今回勉強した内容を、今後の実務に生かしていければと感じた次第でした。
　宮崎地区会では、年に１、２回程度の研修会が開催されておりますが、今後も会員の自己研鑽の場として、このような有意義な研修会を企画して頂ければと思っております。