鹿児島地区会では、さる６月24日（木）の午後、アーバンポートホテル鹿児島において、公認会計士の棟田裕幸MJS税経システム研究所客員研究員を講師としてお迎えし、「キャッシュ・フロー計算書の作成と実務対応」のテーマで講演（南九州税理士会認定研修）していただきました。
　会計事務所が関与先を指導する際のツールの一つとして、キャッシュ・フロー計算書をどう作成し、どう活用すればよいのかを指導していただきましたが、その際、ご自分で実際に作成・活用されている「ワークシート」を提供していただき、実際の演習まで時間をとっていただきました。また上場会社の実例による比較、中小企業の資金繰りとキャッシュ・フロー計算書の活用法、さらには必要運転資金、設備投資とキャッシュ・フロー経営の考え方（中小企業の資金管理のあり方）についても触れていただきました。
　棟田先生の話しっぷりは歯切れよく、あっという間の３時間でした。