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鹿児島地区会の「観桜会」開催  
  ~ 行事最多の出席者数に ~


 敷島の 大和心を 人問はば
 朝日に匂ふ 山ざくら花
(人に、大和心、日本魂とは何かと問われたら、それは清冽な朝日を浴びて匂い立つ山ざくらの花である、と私は答えよう:本居宣長)
 鹿児島の〝染井吉野〟の開花は、今年は特に遅く、満開は4月も15日になってからでした。歌にある〝山ざくら〟の満開が例年の〝ソメイヨシノ〟なみでした。そういったなか、鹿児島地区会の「観桜会」は行われました。昨年も企画はしましたが、
 世の中は かくこそありけり
 花盛り 山風吹いて 春雨ぞ降る
(世の中というものは、こんなものだなあ。桜の花盛りのときには、山風が吹いたり春雨が降ったりして、せっかく咲いたのに散らしてしまうものだ:頓阿法師)
の歌のとおりの天候となって、当日になって中止となった経緯があります。
 今年も雨でしたが、MJS野田支社長のヨミがピタッと当たりました。「甲突川沿いの桜の見頃は4月11日ごろのはず、屋根のある場所を確保!!」。おかげで、地区会行事最多の出席者数となりました。
 さて、花の状態はというと、会場内からは見ることのできない場所に真っ盛りに咲いていたらしい。
 願わくは 花の下にて つどひせん
 その如月の 望月のころ


[ 鹿児島地区会 小川 廣之 ]

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