平成28年７月４日（月）午前10時30分より福岡地区会定期総会がホテルセントラーザ博多において開催されました。
　総会は東総務委員長の司会により始まり、来賓の紹介が行われ、吉田副会長の開会の辞、武部会長の挨拶の後、議長選出に入り鉄川会員が選ばれました。
　議事録署名人には小川会員と成川会員が指名され、議案の審議に入りました。
　議案１．平成27年度事業報告及び承認について
　議案２．平成27年度決算報告及び承認について
　東総務委員長及び木下財務担当委員より事業報告及び決算報告について説明があり、新郷監事より監査報告がなされた。審議の結果承認されました。
　議案３．平成28年度事業計画及び予算案承認に　　　　　ついて
　東総務委員長及び木下委員よりそれぞれ説明があり、審議の結果承認可決されました。
　議案４．役員選任について
　東総務委員長が本総会にて役員の任期が満了する旨を述べ、役員候補者名簿を示して説明しました。審議の結果満場異議なく笹田会長以下承認されました。
　以上で議案審議が終了し、選任された笹田会長が抱負を述べ会員に協力を求めました。
　続いて来賓のミロク情報サービス北村統括部長より祝辞が述べられ、外園副会長の閉会の辞により総会は無事終了しました。

　平成28年７月20日（水）九州北部税理士会館において、弁護士の近藤勝彦先生を講師にお招きし、「会社を守るための必須知識！！就業規則と残業手当対応策」の研修を行いました。税法研修ではないからか、出席40人と参加人数は若干少なめでした。
　労働紛争の最新状況、就業規則の基礎知識、残業手当問題への対応策が主たるテーマであり、 未払い賃金請求、パワーハラスメント、サービス残業等ブラック企業に関する問題、就業規則がない事業所でも雇用契約書を作成することの重要性、長時間労働（時間外労働が月80時間超）と健康障害リスクによる労災認定基準など、現実に行われている事例をもとにした研修でした。
　「本人が自発的に残業したとしても、過労死が発生した場合には、会社側が残業禁止命令等で管理を行っていないと高額の損害賠償が発生します。」など、顧問先企業の指導に活かすだけでなく、税理士事務所経営にも活かせる有意義な研修でした。