佐賀地区研修会が、平成20年11月21日（金）、佐賀市アイスクエアビルにおいて開催されました。
　私にとって「ミロク会計人会」に入会後最初の研修会ということもあり、期待を持って参加させてもらいました。
　研修は西村宰会員の落ち着いた司会に始まり、「個人・法人の生命保険の留意点」というテーマで、講師のMJS税経システム研究所客員研究員で税理士の藤井茂男氏のユーモア溢れるご講義に３時間が瞬く間に過ぎたようでした。
　日頃の税理士会等における研修は、税務理論あるいは計算技術的な話が中心ですが、当日の講義は実務上の事例・判例を豊富に引用され、私たち実務家にとっては大変興味深く受講させていただきました。
　また、税理士及び事務所職員が生命保険契約に関して特別の留意を払わず行っている日常の会計処理が、あとあと税務上やっかいな問題になる場合もありうるとの懸念を改めて喚起されました。今回は個人及び法人に分けて基本的知識と保険契約に伴う取り扱いの相違点等をご講義いただきましたが、個人的には特に法人における役員退職給与と生命保険活用との関連性については大変興味深いものでした。
　当日の研修を今後実務面での会計と税務処理に大いに生かせていければと考えています。これからも、ミロク会計人会の研修には努めて参加させていただきます。ありがとうございました。