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研修会「評価基本通達総則6項の適用の限界を探る」  
  ~ 独自目線で切り込んだ講義 ~


令和5年1月20日(金)iichiko総合文化センターにおいて、MJS税経システム研究所特別顧問で、中央大学名誉教授・税理士の大淵博義氏をお招きして「評価基本通達総則6項の適用の限界を探る」のテーマに研修会をハイブリッド形式で開催しました。
 令和4年4月19日の最高裁判決で、総則6項を適用した国税当局の追徴課税が適法と認定された事件を中心に解説頂きました。総則6項は行き過ぎた節税対策に対抗する規程で実務上のルールである通達に反して国税庁の判断で評価を決定する、いわゆる伝家の宝刀と言われてきました。最高裁の判例では、総則6項が適用になる具体的な判断基準は明らかにされませんでした。
 講義では、この具体的な判断基準がどうなのかという大淵先生の独自目線で切り込んだ講義を聞くことが出来て、他の同様の研修では窺い知ることが出来ない非常に興味深い内容でした。
 セミナー修了後は大淵先生をお招きして「ふぐ八丁」で新年会が催される予定でしたが新型コロナウィルス感染拡大により事前に中止が決定されてました。美味しいふぐは次回以降となりましたが、この研修を忘れずに今後の実務に約立てて行きたいと思います。


[ 大分地区会 衞藤 勉 ]

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