平成26年６月20日（金）、大分市の全労済ソレイユにおいて九州ミロク会計人会大分地区会第12回定期総会が開催されました。
　定期総会に先立ち、MJS税経システム研究所客員研究員で税理士の藤井茂男氏による記念講演会が行われました。講演会のテーマは「法人税基本通達（その１）～収益の計上基準について～」です。藤井氏は、最初に租税法律主義と税務通達について、次に法人税における公正処理基準と法人税基本通達の一般的な問題点について解説されました。その後、実務上生じる個別問題について、一つずつ判例等にも触れながらわかりやすく解説していただきました。約３時間に及ぶ長時間の講演でしたが、参加された会員（23名）はみな熱心に耳を傾けていました。
　講演会終了後、引き続き午後５時15分から定期総会が開催されました。まず、赤川治之地区会長の挨拶で始まり、同会長の議事進行のもと、議案審議に入りました。事務局より平成25年度の事業報告及び決算報告についての説明が行われ、審議の結果、全会一致で承認可決されました。
　続いて、平成26年度の事業計画案及び予算案について、こちらも事務局より提案があり、全会一致で承認可決されました。最後に、大分地区会の役員改選について執行部より提案が行われ、全会一致で承認可決されました。
　議案審議の後、九州ミロク会計人会本部より第39回全国統一研修会（中部大会in名古屋）の紹介と案内、来賓からの祝辞があり、定期総会は無事終了しました。
　総会終了後の懇親会は、大分市千代町の日本料理店「うお清」に場所を移し、会員及び本日の講演会講師、事務局、来賓の総勢31名の参加により大いに盛り上がりました。