宮崎地区会では、平成24年11月６日（火）ニューウェルシティー宮崎において税理士・公認会計士でＭＪＳ税経システム研究所客員研究員の棟田裕幸氏を講師にお招きして、「社会福祉法人の新会計基準及び税務」というテーマで研修会を開催しました。
　今回のテーマは、社会福祉法人を顧問先に持つ身としては、非常に関心のあるテーマでしたが、当日の研修を受講して、新会計基準による財務諸表の作成は、想像以上に複雑で、かつ相当な労力を要するものだと感じました。講師によりますと、現在、全国に多数存在する社会福祉法人の中で我々会計人が関与しているのは半分ぐらいではなかろうかということでしたが、この新基準適用にあたっては、今後、我々会計人のサポートが必要不可欠になるケースが間違いなく増えるものと感じました。同時に、新会計基準の勉強を重ねた分だけ、ビジネスチャンスにもなりうるのでしょう。
　受講者全員、大変真剣な眼差しで受講しており、研修会終了後も講師のもとに駆け寄り、質問する方もおられましたが、私も今回勉強した内容を事務所に持ち帰り、今後の実務に活かしていければと感じた次第でした。
　宮崎地区会では、年に１、２回程度の研修会が開催されていますが、今後も会員の自己研鑽の場として、このような有意義な研修会を企画していただければと思っております。
　棟田先生、また、この宮崎の地にお越し頂けるのを楽しみにしております。