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研修会「新しい雇用形態と賃金体系について」  
  


 鹿児島地区会では「新しい雇用形態と、賃金体系について」というテーマで社会保険労務士畑野昌作氏を講師に招き研修会を行った。
 対象は地区会員及びその顧問先であったが意外に出席者が少なかった。
 意外というのも企業経営上退職金問題を含め上記テーマは大きな処理せねばならない事柄の一つと思うからである。
 この不況下、企業は人件費の圧縮で切り抜けているのが実情であり、かつ単に人べらしでは効率化その他に問題があり、そのバランスを如何にするか経営者も頭を悩ませているはずである。
 このようなことからすでにご存知のとおり、契約社員、パートタイマーといった雇用形態、或いは外注、派遣社員の採用といったことがあり、賃金にしてもそのインセンティブを高めながら支給総額を減らすといった工夫がなされている。
 今回の研修は、所得が出ないことによる税への関心が低下、これによる税理士の比重が下がるといったことになりかねず、いわば企業に対する税理士の地位を保つための知識提供といった目的もあったのである。

[ 鹿児島地区会 桑原 義和 ]

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