講師の先生が実践された事例に基づいての研修というのは、聴講していて楽しい。話しっぷりに自信が溢れているから、安心して聴くことができる。
５月13日に引き続き、10月１日（水）、高?隆明先生の第２回目の研修を受講しました。
　『事業再生の現状と必要な知識、事業計画作成のポイントとケーススタディー（認定支援機関として新たなビジネスチャンスを活かす）』というテーマの研修は、「第１部：導入編（正常債権を中心に）」「第２部：発展編（不良債権を中心に）」「第３部：応用編（事業計画を中心に）」の三部構成となっており、今回は第二部と第三部、いわゆる事業再生の発展と応用について学びました。
　高?先生は随所に「金融機関からの見方」をも十分に意識して話されており、また、配付資料「認定支援機関のための事業再生実践セミナー　経営改善計画書」に基づいて、計画策定のポイント（ケーススタディー）についても詳しく説明していただくなど、非常に充実した３時間でした。
　認定支援機関としての税理士の取組みは、現状、一部のベンダーの会計事務所を除き非常に低迷しているようですが、いわゆるコンサルティング能力の向上については再考させられた次第です。