オーナ一系企業の自社株式の承継や分散した自社株式の集約方法については、金融機関等を中心に様々なスキームが提案されていますが、税務上も難解な項目が多く、株式承継に慣れていないと思わぬミスリードをしてしまうこともあります。
株価の高い優良企業向けの組織再編等を使ったスキームもありますが、小規模企業では、会社の状況に応じて、株価算定の基本に立ち返って検討を行えば比較的スムーズ‘に株式承継が進むケースちあります。
実務上よく検討される自社株式承継・株価対策・分散株式集約の方法について事案等を基に確認を行い、顧問先企業の株式承継を円滑に支援できることを目指します。
( 谷中淳)

「九州北部税理士会認定研修( 3 時間)」


「日本ＦＰ協会継続教育単位認定研修( 3 単位)」

(1 ) 自社株式承継の方法について
・事業承継税制を使うべきかどうかの判断ポイン卜
・親族外の後継者への承継方法について
・新設会社買取りスキーム(MBOスキーム)
・持株会社を使った株式承継について
( 2)株価対策について
・一般的に検討される株価対策について
・先代の役員退職金の支給と株価対策について
・会社規模の変化と株価の関係について
・持株会社と株価対策について
(3 )分散株式の集約方法
・同族グループ内外の移動と株価の関係
・オーナー社長が買い取るか、自己株式取得によるか
・従業員持株会を使った集約方法
・友好的な法人株主を活用した集約方法

新小倉ビル
北九州市小倉北区米町2-2-1 新小倉ビルB1　TEL. 093-541-5931　定員：30名

九州ミロク会計人会北九州地区会事務局