vol,0047
問題は未成工事受入金と工事未収入金及び完成工事に関してです。MJSの建設業会計では、仕訳としての完成工事売上高に関しては「BS型」も「PL型」も共に全く把握されません。別に完成工事売上高に仕訳する必要があります。410完成工事売上高に仕訳された金額が試算表、決算書で表示されるだけで、建設業会計処理においては何ら関係のないところで動いています。そこで私の事務所では以下のように処理しています。工事管理表印刷処理で「②詳細」を選択すると、別紙1の帳票が印刷されます。工事管理表の工事受入金の欄は、「162工事未収金」と「320未成工事受入金」に仕訳された金額の合計が印刷されます。貸借対照表科目でありますから、当然、税込みの金額となります。このことを理解した上で、顧客から売上の入金があった場合には、必ず「162工事未収金」または「320未成工事受入金」に仕訳をします。その場合、入金が工事着工前または工事期間中である場合には320未成工事受入金に仕訳します。そうしますと当期入金した金額は全て工事管理表の工事受入金の欄に掲載されることとなります。そこで、改めて工事受入金の欄の金額を工事毎に320未成工事受入/410完成工事売上高(税込10)と仕訳をします。工事完成時点で今だ一部が未収の場合には320未成工事受入/410完成工事売上高(税込10)162工事未収金 / 々 々と仕訳すれば、誤りが少なく最も使いやすいやり方と考えます。
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問題は未成工事受入金と工事未収入金及び完成工事に関してです。
MJSの建設業会計では、仕訳としての完成工事売上高に関しては「BS型」も「PL型」も共に全く把握されません。別に完成工事売上高に仕訳する必要があります。
410完成工事売上高に仕訳された金額が試算表、決算書で表示されるだけで、建設業会計処理においては何ら関係のないところで動いています。
そこで私の事務所では以下のように処理しています。
工事管理表印刷処理で「②詳細」を選択すると、別紙1の帳票が印刷されます。
工事管理表の工事受入金の欄は、「162工事未収金」と「320未成工事受入金」に仕訳された金額の合計が印刷されます。
貸借対照表科目でありますから、当然、税込みの金額となります。
このことを理解した上で、顧客から売上の入金があった場合には、必ず「162工事未収金」または「320未成工事受入金」に仕訳をします。その場合、入金が工事着工前または工事期間中である場合には320未成工事受入金に仕訳します。
そうしますと当期入金した金額は全て工事管理表の工事受入金の欄に掲載されることとなります。
そこで、改めて工事受入金の欄の金額を工事毎に
320未成工事受入/410完成工事売上高(税込10)と仕訳をします。
工事完成時点で今だ一部が未収の場合には
320未成工事受入/410完成工事売上高(税込10)
162工事未収金 / 々 々
と仕訳すれば、誤りが少なく最も使いやすいやり方と考えます。