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sysdayori

vol,0047

工事については、管理すべき工事とあまり厳密に管理しなくてもよい工事とが存在すると考えられます。
金額が僅少の工事については、雑工事として認識した方が、労力と効果のバランスが良いと考えて、私の事務所では金額で○○○円以下は雑工事、○○○円以上が管理すべき工事として区分しています。
私の事務所では、工事番号を雑工事については

工事番号
101 4月 完成雑工事
102 5月 完成雑工事
103 6月 完成雑工事
104 7月 完成雑工事
105 8月 完成雑工事
106 9月 完成雑工事
107 10月 完成雑工事
108 11月 完成雑工事
109 12月 完成雑工事
110 1月 完成雑工事
111 2月 完成雑工事
112 3月 完成雑工事

と12ヶ月分つくります。
例えば4月に完成した工事については全て101 4月完成雑工事で入力します。
その分の入金が翌月または翌々月でも、101 4月完成雑工事で処理をします。
当初4月に完成する予定で、101 4月完成雑工事としていたとして、実際になったら、工事期間が延びて5月に完成した場合には、二通りの方法があります。
その一つは、当初の予定どおり101 4月完成雑工事として認識する方法です。
この場合には、他の4月完成雑工事に登録された工事と同じく4月に完成したと認識されますので、完成年月に違いが生じます。
もう一つは、工事番号を実際に完成した5月完成雑工事として仕訳の工事番号を変更する方法です。
この場合には、工事完成年月登録を5月として登録しますので完成年月に違いは生じません。ただし、仕訳を呼び出して変更する手間が生じます。完成年月の違いは事業概況書を作成する際に影響します。
何れを選択するかは運用で考えてください。
なお、4月完成雑工事とか5月完成雑工事いうのは、単なる名称として認識するだけで、その言葉自体で、実際にその月に完成したことを、意味するものではありません。



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